カリソメだけど愛してほしい

徒然なる日々をつらつらと綴っています。

ひとり音楽清談

突然ですが 清談って 知ってますか?中国の魏晋南北朝時代に栄えた 政治議論のことなんですけれども。たぶん 竹林の七賢とかは 割と有名なんじゃないかな。七賢のうちの1人である阮籍の白眼伝説とか好きなんですよね。嫌いな人が来たら 白い眼で対応するらしいっていう。ちなみに 好きな人が来たら 青眼。ワロタ。まあ そんな白眼青眼の話はどうでもよくて 私も 清談がしたい!政治のことは難しくてわからない(そのことに関しては 偏差値15くらいまで下がる)から 音楽のことで!

 

ということで 今日は 私ひとりで 軽めの音楽清談をしようと思います。ひとりではありますが AB型だし双子座なので 実質 私の中には 四つの人格が 潜んでいるといっても過言ではないでしょう。ひとりだけど 四人で音楽清談!

 

昨日 NHK MUSIC SPECIAL 東京事変を見た。途中からだけど。「緑酒」いいよね。その流れで 松本隆特集も見た。この前 カラオケで何を歌っても 松本隆さんの作詞だったので ホント度肝を抜かれた。松田聖子シリーズは 身構えてるからいいんだけど「星間飛行」歌って 作詞:松本隆 だったときは なんか 笑いが漏れてしまった。また 松本隆かよ(笑)って。

 

あと 最近 東京卍リベンジャーズ見てるので 主題歌のOfficial髭男dism「Cry Baby」とか聞くことになるんだけど あの曲すごいよねぇ(小並感)。カラオケで 歌いにくい歌ランキング上位に食い込むであろうあの曲。ところで 髭男って あんなに転調とか妙な曲構成とか駆使してるのに 何故 JPOPとして 地上であそこまで受容されているのだろう。最近の流行り音楽って なんか技巧的で オシャレなものが多くて ビックリしてしまう。今まで 流行りっていうのは 良い意味で 変化球ではない直球勝負みたいなところがあると思っていたのだけれど 最近は 多様性の潮流も汲んでなのか 複雑に入り組んだものが 主流になりつつあると思う。例えば 90'年代から00'年代のヒットソングとかって カノンコードさえ知っていれば 誰でも演奏できてしまう楽曲が多いと思うけど 今の流行りは add 9とかsus 4とか もっと複雑なコードが 1曲の中に たくさん散りばめられている気がする。King Gnuとか崎山蒼志とかも コードが複雑で なんじゃこりゃってなる。

 

ちなみに 最近は 昭和歌謡の凝ったオケも好き。特に 久保田早紀「異邦人」や小坂明子「あなた」のような急展開を繰り返し 定石を裏切ってくる楽曲がお気に入り。

 

若干 抽象的な話に脱線してしまったので 髭男の話に戻る。アングラにいてこそ 光るべきものが あまりにも地上でスポットライトを浴びすぎていて 若干 違和感を覚える時がある。髭男は アングラ感ないけど もし 髭男が地下にいて あまり巷で流行していなかったら 相当ファンになっていた気がする。癖になる。男性ボーカルのハイトーンボイス好きだし。クリープハイプ然り。ただ 髭男からあまり尖り要素は感じないので そこは深堀りしても 面白みはなさそう。逆に そこまで尖り要素がないからこそ 地上でも受け容れられているのかとも思う。ちなみに 私は 楽曲の良さだけでなく 音楽に対する思想とかも気になってしまうので ちょっと尖ってるくらいのアーティストが好き。趣味趣向ダダ漏れ

 

本当は もっと色々なことを深掘りできたら 良いのだけど 今日はもう 書くのに疲れたので 風呂入って寝ます。明日もなんとか〜。