カリソメだけど愛してほしい

徒然なる日々をつらつらと綴っています。

刺さる

もはや 誰にも刺さらんでいいから ずっと歌っていたいなぁ。自分勝手だけど ギター弾いて歌うのって ただただ楽しいんだもんなぁ。多くの人の浅い刺さるには 淘汰されたくないなぁ。とかいいつつ 自分が最近心動かされたものを少し列挙。まずは「タコピーの原罪」。毎回 読み始めると 目を背けたくなるくらいには 後悔するんだけど どうしても目が離せなくなって 心がグラグラする。次に 横槍メンゴ先生の「【推しの子】」。今更読んでるけど 内容・展開・絵柄 全てにおいて すごくいい。メンゴ先生とZOCのコラボT 可愛くて重宝してる。あとは 村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」。いつ読んでも コーヒーとサンドイッチの描写が美味しそうすぎる。ちなみに 村上春樹の小説って その中の多くが群像劇的な形式を取ってるが故に 好きなパートとそうでないパートが自分の中でハッキリと分かれてしまう。そのせいかどうかはわからんが 読むスピードが安定せず 途中途中でちょっとずつ萎えてしまうことがある。もちろん好きだけど。それにしても 何かに心動かされるって素敵なことだなぁとしみじみ思う。本当に疲れている時は ライブに行っても 映画を見ても 本を読んでも 何にも感じなくて 自分と世界との間に 薄〜い透明な膜が張られて 地面から1ミリ浮遊しているような感覚に陥ってしまう。何かに感動して「私は此処に居るぞ!」という感覚をギシギシ噛み締められるのは なんと幸せなことか!明日(お決まりの既に今日)は ライブなので 誰にも刺さらなくてもいいけど 誰かが歯をギシギシ噛み締められるくらいには 頑張りたいと思います。