カリソメだけど愛してほしい

徒然なる日々をつらつらと綴っています。

神様!赦して!私じゃないんです!

先日、ある雨の日のこと。私はひとり長靴をはいて 目黒川沿いを歩いていました。愛犬ティアラのお薬を貰いに行くためです。これはもちろん要&急の外出といえるので 誰にも私を責めることはできません。一応 予防線を張っておきます。

 

ところで皆さん ここまでしか書いてないんですけど 本題からちょっとだけ脱線していいですか?まあ 皆さんって書いてみたけど 別に誰が見てるという訳でもないと思うので 勝手に脱線するんですけど。えっと 長靴っていいですよねっていう話に脱線します。だってさ 水溜まりがあってどうしても飛び込みたくなったとき 彼を足に纏ってさえいれば お構い無しで 心ゆくまで ドボンできるわけです。流石に20歳になったので 泥まみれになるほどはやらないですけど 軽くチャポンくらいはやってやりましたよ。いやぁ あれはマジで快☆感。忘れらんねえよ。もし子供時代から水溜りドボン(某YouTuberではない)を我慢し続けている人がいるなら 是非やっていただきたい。やめらんなくなるね。

 

はい ここまで脱線でした。んで 本題に戻るんですけど 目黒川沿いを歩いてたわけです!そしたら あるお兄さんが 私の進行方向斜め前くらいで 自転車を駐輪し カフェに入っていきました。するとまあどういうわけか 誰も触れてはいないのに 自転車が勝手に倒れてしまったのです。私は「あっ これは戻してあげたほうがいいやつだな。偽善者スイッチ発動するか。」と咄嗟の判断を下し 自転車を立ちあがリーヨさせに 駆け寄っていきました。そこで 店内からチャリが倒れたことに気づいたお兄さんが こちらへ飛び出してきたのです。それも ややしかめ面といいますか なんかこっちを睨みながらといいますか。

 

私としましては「えっ なんでこの人こっち睨んでくるの。怖いんですけど ぴえん。」といった感じで オンにしたはずの偽善者スイッチもいつのまにか切れてしまい チャリの前にただ立ち尽くすことしかできませんでした。そして何故か最後には 彼に対して 軽く頭を下げるまでして。

 

ここまで あまり上手く状況を説明できていない気もしますが 一応 皆さんが理解しているという体で進めていくと つまり 私はお兄さんにひどく誤解をされてしまったということになります。アンジャッシュのネタのベースとなっている 勘違いコントってやつですね。

私から見た私:自転車が勝手に倒れちゃったから 直してあげようとしている純朴な良い娘。

お兄さんから見た私:俺の自転車を倒したくせに 何もしないで突っ立ってる長靴がビショビショの女。

 

悲しいかな。人間という生き物は このようなすれ違いと不条理の中に 漂い生きているのですね。嗚呼 神様がいるのでしたら 私の清廉なる魂を救い給え。アーメン。って似非キリシタン(私)が軽く十字を切ったところで 今日の物語は終わりを告げます。

 

結局 私たちは他者とはわかりあえないですし 人を助けようとしても 傷つけられてしまう可能性さえあります。それでも 誰かを傷つけまたは傷つけられても 相互扶助の精神を忘れないで 社会という荒波に生を浮かべなければならないのが 人間の苦悩であり 面白みなのかもしれません。臭いことを言い倒していますが 今の私はドルガバの香水をつけているので 少しも臭くなんかありません。むしろ 瑛人が何かを思い出してしまうくらい 良い匂いです。このボケがわからないそこのあなたは 「瑛人 香水」って YouTubeの検索窓に打ち込んでみてください。それでは これから風呂に入って寝たいと思います。おやすみなさい。